キ モ ダ メ シ ⑦

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2010年06月28日(月)

キ　モ　ダ　メ　シ　⑦

こんにちは。

ホームメイト越谷店のムコ殿です。

今日もモリモリ営業中！

今回もいきます。「キモダメシ」今回は第７話。
①　②　③　④　⑤　⑥

アア、恐ろしや。。。

・・・

・・・・・・

本当は戻りたくない。

当たり前だ。　「ヤバイ場所」なのだから。

ＮとＹがいる場所はその場所入り口付近、動けないらしい。

「・・・・！！！」　「・・・・・！！！！」

Ｙが何か叫んでいる。

「大丈夫か！」

！！！

現地に駆けつけたムコ殿達は絶句。

血を流しているのはＹ。

よほど激しく転んだのだろう。腕からかなりの出血をしていた。

・・・原チャリでコケても傷ひとつなかったのに。。。

・・・・・

しかし、、、・・それよりも・・・・・Ｎだ。

「Ｎ！Ｎぅぅぅぅ!!!!!！！！」

Ｙが叫んでいたのはＮの名前。

Ｙが抱えているＮ・・・

「どうしたんだよ。。。。コレ・・・・・」

Ｗの声も震えている。

。。。

Ｎが動かない。

鮮血に染まるＹが半目を開きピクリとも動かないＮを抱え叫ぶ光景。

ムコ殿は言葉も出ない。足が震える。

「とにかく部屋に運ぶぞ。」

Ｗの声に我に帰る。そうだ、とにかく運ばねば！

Ｎを抱える・・・　　・・・　しかし・・・

「・・・な、なんだ・・・」

Ｎを抱えているのは　Ｗ　・　ムコ殿の２人。

Ｎが・・・重過ぎる。尋常ではなかった。

意識の無い人間を運ぶのだから当然かもしれないが、それにしてもＮは小柄。ありえない位の重さだった。

ナンナンダヨコレ。。。

冗談でなく心から神様にコレが夢であって欲しいと願った。

「はやく！はやく！！！」

Ｗの怒号のような声が響く。

「おい！Ｎ!!!Ｎ！！！！！」

。。。Ｎは動かない。　Ｎハウゴカナイ。

「誰か手ぇ貸せよ！！！早く部屋に！！！！」

「はやく！！！はやく！！！！！！」

「！！！！！！！！！」

・・・

・・・・・・

はあぁ。。。　　はあぁ。。

３人がかりで何とかＮを部屋まで運んできた。

「Ｎ!!!！！！！」

やはり動かない。。。

Ｎには申し訳ないが、開いた半目がなんとも恐ろしかった。

皆が皆、蒼白・・・「ナンデコンナコトニ？？？」

・・・ＴＶの世界だけだと思ってた。

どうせ作り話。ある訳が無い。ばかはかしい。

鼻で笑っていた。この話しも人から聞けばきっとそう思う。

しかし、現実となると。。。

何故。何故！何故！！コンナコトニ・・・・

しかし、さらに非現実は加速する。。。。

・・・

つづく。